議会ピクニック交流会 in 文京区議会 2月定例議会を開催しました

「議会ピクニックに参加したいけど、平日の日中は忙しい」「ほかの参加した人たちとも、ゆっくりおしゃべりしたい」――そんなご要望にお応えし「議会ピクニック交流会」を初開催しました。

第3シリーズで生実況した文京区議会初の委員会ネット中継の説明のほか、委員会で質問した議員本人の解説や参加者との意見交換を行い、「もっと話したかった」「次は私の地元で開催してほしい」など、好評をいただきました。

議会ピクニック 第3シリーズのレポートはこちら

初の議会ピクニック交流会には、発起人の議員5人を含む18人が参加しました。
会場は地元・根津の裏路地にあるコミュニティ・スペース「ねづくりや」。子どもから大人まで、さまざまな世代と属性の参加者が集まり、区政や議会について自由におしゃべりしました。

今回のメイントピックは、文京区議会初の委員会インターネット中継。
中継開始の経緯や今後の進め方について発起人議員が説明したあと、ネット中継の改善点や、もっと開かれた区議会をつくるためのポイントについて意見交換しました。

参加者からは「ほかの委員会や議会内の会議も見たい」「360度カメラでYoutube配信すれば、もっと身近に感じられる」などの声も寄せられ、ネット中継への期待が感じられました。

委員会ネット中継について説明する発起人議員
委員会ネット中継について説明する発起人議員

続いて、「ネット中継を見たが、よく分からなかった」という参加者の声に応え、録画映像を活用したパブリック・ビューイング形式での解説を行いました。
解説者は委員として参加した議員本人。
①物価高騰による学校給食の食材費の見直しと、②不登校児童の増加による学校心理職と教員の連携強化を例に、質疑の映像を視聴したあと、質問の意図や行政側の答弁のポイントを解説し、参加者の質問に答えました。

「質疑に時間制限があるなんて知らなかった。道理で後半は早口になるわけだ」「わざと答弁をはぐらかしたり、同じことを繰り返したりしている行政の職員がいた。委員長や議長が指摘すべきでは」など、委員会運営に関わる疑問や要望も寄せられ、議会への関心の高まりが感じられました。

委員会の質疑について意見交換する議員と参加者
委員会の質疑について意見交換する発起人議員と参加者

最後は、参加者からの質問に応じて自由に議論したあと、一人ずつ感想をいただきました。
以下は主な参加者の声です。

・「議会って大人の難しい話をする場所と思っていたけど、小学校の不登校の話を真剣にしていて新鮮だった」(文京区/9歳/男性)
・「質疑をていねいに見ると、議員と行政職員の関係が透けて見える。ニュースで、質問を職員に書かせる議員がいると聞いたことがあるが、議員の本来の仕事を常に意識してほしい」(文京区/40代/女性)
・「次は私の地元でも開催してほしい。委員会のテーマに関係する地域で開催すれば、意見や疑問のある区民が参加しやすいし、テーマとあわせて告知できれば、会も盛り上がると思う」(文京区/40代/女性)
・「いろんな議会と見比べると面白い。自分で委員会の解説動画をつくってYoutubeで配信している議員もいるので、参考にしてほしい」(区外/40代/女性)
・「もっとゆっくり話したかった。教育問題は文京区の主要テーマのひとつ。子育て世代の参加者と、少人数でゆっくり語り合う場もあるといい」(文京区/60代/男性)
・「委員会室で議員と行政が議論しているだけでは区民に届かない。こうやって街場で区民と一緒に、議会について議論する場所が必要」(文京区/80代/男性)

次回の交流会は、6月定例議会の閉会後に開催したいと思います。
みなさんのご近所のカフェやコミュニティスペースにも、ご希望に応じて伺いますので、ぜひお声かけください。

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