地方自治の基本は「住民自治」つまり「自分たちのことは自分たちで決める」ことです1。
議会はその自治の象徴ですが、実際は多くの人が議会のことをよく知らず、また議会に参加したこともありません2。
そのハードルのひとつが、不透明な運営ルールです。
「何がどう決まっているのか分からない」、「気になるけどどこか遠い存在」という声もあるとおり、議会での議論や意思決定のルールはあまり知られていません。
今回はそんな地方議会のルールの背景や課題について説明します3。
区議会の会議の種類や委員会の説明など
地方議員の主戦場ともいわれる「委員会」。
住民に最も身近な政治の場である一方、地方自治法に定める議決権を持つ「本会議」と違い、その定義や仕組みはよく知られていません1。
ここでは文京区議会の委員会について、その種別や課題などを説明します。
地方自治の根幹ともいわれる地方議会。
地方自治法に規定される会議以外にもたくさんの会議がありますが、その実態はあまり知られていません。
ここでは文京区議会で開催されている会議の種別と、目的や位置づけを説明します1。